Step海ダイバーズ・スクール宮古島　日記

  

21日～29日まで帰省していたので昨日は久々に漁へ行ってきました。

11月中は夜でも比較的暖かく船の上でも快適に過ごす事が出来たのですが、
流石に12月ともなると朝晩は冷え込んできました

しかも昨日は北風10m前後の北風と
小雨交じりでとても今年一番の寒さを感じました

ですが、雨のおかげでとても綺麗な光景を見る事も出来たんです

真っ暗な海面に雨が降り注ぐと・・・・



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　と青い小さな光が

これは夜光虫の明かりです。
夜光虫は日中ではその小さな光を見る事は出来ないのですが、
真っ暗な海面に石などを放り込むとそこに小さな光が現れます。

寒い心に少しホッコリを頂きました。


ホッコリ暖かい光を感じたい方はナイトダイビングもお勧めです

  

昨日は今期初の八重干瀬へ漁へ行ってきました。

八重干瀬・・・

ヤビジ

ヤエビセ

等々人によって色々な呼び方がありますが

場所は宮古島の離島（橋はつながってますが）池間島から北へ5km～20kmの
位置し南北に17km東西へ6.5kmもある大小様々な珊瑚礁が点在しており
大潮の干潮前後になると普段は海中にあるサンゴが海面上へ姿をあらわします。
その面積は宮古島の1/10位の大きさがあり海面へ姿を出さない場所を
含めるとその大きさは宮古島の1/3までなります


となると当然夜にを適当に走らせると座礁します

なので以前、昼間に海人と一緒に偵察へ行って
GPSへぶつかりそうなサンゴを記録し、後日漁へと言った感じで
その時の写真が（いまいちわかりずらいですが）



青い海面と空の間に茶色く見えている場所がサンゴです。

っで昨日そのヤビジへ・・・

なっなんと
普段使っているクーラーボックス（1m位の大きさ）が2ヶ分満杯のが

大漁大漁流石ヤエジが沢山いますね

ただ遠いので行き帰りの往復が大変でした
座礁しない様に気を付けないと・・・


  

先日、久々に電灯潜りへ行ってきました。

と言うのも最近は海が時化ているのでなかなか漁にも行けずにでまったり
を見て過ごしていました。

その日は天気予報では北風という事で出航しましたが思ったよりも北にならず
北東のまま・・・
（当日漁に行ったポイントは北風なら最高のコンディションでした）

案の定海はうねりを伴いも時々降る中で僕は船の上で待機

2回3回と海人は潜って来ますがはあまり捕れず

最後の4回目で何と

海人の１人が『大きなくじら』を捕って来ました

くじらと言っても鯨ではなく海人の呼び方です。
（同じでも一般の呼び方、沖縄方言、宮古方言等
3~4種類の呼び方があるのでいまいち解りません）

っで『くじら』とは



一般的にはカンムリブダイと呼ばれているです。
捕れたくじらの体長は1.5m弱で重さは30kg位はあるかと思います。

携帯で写真を撮ったのですが、夜なのとが揺れるのでだいぶブレていますが
捕ってきた海人と比べると大きさは解るかと思います。




こんな大きなカンムリブダイをダイビング中に見付けたら相当興奮しただろうな～と
思いながらも今は海人のサポート
と複雑な気持ちでした

  

昨日も何故かこの時期に新たにキビ農家さんからオファーがあり

キビ倒しへ行ってきました
もうそろそろ精糖期も終わるはずなのにこの時とは・・・

キビ倒し後は電灯潜りの船長へと変身しへ

昨日の天候は南の風、波1.5mと聞いていたので安心していましたが

海へ出てみると意外にも波は高くゆっくり落ち着いている事が出来ない位でした

「もしかしたら漁している最中に風が北へ回るかもしれないのでそうしたら帰ります」
「風速18mになるらしいので・・・」

と意外にも大変な予報が出ていました
本当はでブログ更新と思っていたのですが
の上では携帯をいじるのも嫌だったので今日更新です。

今日は昨日とうってかわって寒くなりそうです・・・

  

先日いつもの様に電灯潜りの船長へ行ってきました。

「今日は来間島の裏へ行きますね」

まぁ来間島にね・・・
って感覚で到着

「この辺は鮫が出る場合があるのでそうしたら知らせますね」

知らせ方は水中で電灯を必要以上に振り回すらしい・・・
（未だ鮫に遭遇した事は無いのですが潜らない僕も若干緊張気味に）

2回目の潜水終了時に
2人が近くで泳いでいた時に1人がを突いたけど逃がしてしまい
それをホワイトチップシャーク（ネムリブカ）に食われ
周辺を数匹のネムリブカがうろついていたらしい

そんな話しを聞いて
「ネムリブカは大丈夫なんですか？」

漁師さん「流石に数匹うろついているといい気はしないけど1m位なら平気だよ」

なるほど・・・


その日の4回目の漁のポイントは来間大橋の南側のリーフに行きました

「ここは最近も鮫が出ているけど今日の潮の流れなら多分大丈夫なので・・・」
「血が与那覇の方へ流れると前浜と来間の間は鮫の住みかだから・・・」

と以前海保の方も与那覇は・・・と聞いてましたが漁師さんに言われると更に実感がありました

いったい漁師さんが言っている鮫とはどんな鮫を指しているんだろう・・・
「4~5m位が出ると危ないけどね・・・・」

って僕は夜のダイビングは嫌いです

  

キビ倒しの他に電灯潜りの船頭もしているのですが、

キビ倒し後に電灯潜りして翌日キビ倒しのサイクルで日々過ごしています。
結構出来るもんですよ睡眠時間短くても

まぁ今月は海況が良くないのでさほど船頭には出ていませんが

先日、電灯潜り終了後片づけをしていたら

「森さん　　これ持って帰って下さい」と漁師さんが声をかけてくれました

？？？と思い袋を覗くと・・・

なっ何と伊勢エビとアオリイカが入ってました



写真はシンクで広げた所ですが・・・


これを料理すると・・・



伊勢エビは茹でて頂き　　アオリイカは刺身と納豆と海苔の混ぜたやつとバター焼きちなみにざるのレタスはキビ農家のおばさんから2玉もらいました。

この日は頂き物でパーティーして過ごしました

とても美味しかったです。
漁師さん、おばさんありがとうございます。

これからも美味しい物をよろしくです